今晩は。
ディスプレイの設定を適当に弄り、電源を入れて様子を見ていたら・・・・直ってしまいました。
う〜ん、緑がかってない画面って素晴らしい〜! いや、しかし、何だったんだ。長い間電源を入れられなかったことに対する反逆なのだろうか・・・?
んま、いいや! 直ったんだからそれでヨシ!

先週に引き続き、劇団への復帰とかの話なんですが、どうにも『戻るつもりがない』って部分が相手方にも仲介側にも伝わっていない模様。
私は口が酸っぱくなるくらいに、繰り返したつもりだったんですが、どうも・・・・耳から漏れているようだ。

仲介人は信じている。
『4年間、みんなで力を合わせて作ってきた劇団だ。メンバーの絆は固い。白玉(仮名。私のことですがな)だって芝居自体を嫌いになっやわけではない。こんなことくらいで壊れるはずがない。また、元通りになるはずだ』と。
だから、その概念からはずれる私の言葉は・・・・悪意なしに、本当に聞こえていないみたいだ。

人には、見たい物を見たいように見る能力があると思う。
この前破れてしまった私の恋愛だって、そうだ。
端から見れば、人前での露出を必要以上に嫌がり、関係を隠そう、隠そうとした彼の行動は明らかにおかしいものであるし、婚約者の話だって、(冗談交じりにではあったが)私は彼本人の口から聞いていた。判断するに価する情報はいくらでも目の前に転がっていた。
しかし私は、彼が露出を嫌がったのは『社内恋愛』だからだと思ったし、婚約者の話は彼の見栄によるホラ話だと思ってた。(ノンキにも程がある?)
ちゃんと目を開けて見れば、分かったことなのに、見なかった。見ようとしなかった。辛そうな事実からは目をそらし続けた。
そうしながらも、いつも自信が持てなくて不安だった。それは、私が自分でも薄々、自分の欺瞞に気付いていたからなのだと思う。

今回の場合、『絆の固い仲間の復興』という図柄の完成に向かって、みんなの力が集約しているような気がする。
私が『もう、この劇団で何かをやるのはコリゴリ』であることは、パーツとしてありえないことなので、出しても出しても、捨てられてしまう。もっとも、『コリゴリだ』と告げることにより、『何て勝手なことを言う奴なんだ!?』と逆上されるのが怖いが為に、表現を柔らかく、逃げ腰に伝えている私の方にも原因があるのかもしれないが。(いや、怖いんだって! あたしはこれまで、彼女らがいかにして『異端』をつぶしにかかるかってのを何度も目の当たりにしてるんだから・・・・)

もう一つ、彼女らに見えているのは『命を削るほど芝居好きな白玉』である。
いや、好きだよ。芝居は好きだけどね。別に『命を削るほど』じゃないんだ・・・・。あの劇団にいるには命を削って差し出すしかなかったんだ・・・。
大体、そんなに芝居が好きなら、さっさと他の劇団に入るか、土下座してワビ入れて、戻ってる。

今、月に一回、知り合いのツテで、子供たちに紙芝居を読んでいる。スポットライトもない、音楽もない、本当にお話と私と子供たちがいるだけの空間だ。
これがすごく楽しい。
ここでの私は、自分を卑下することなく、延び延びとお話を語ることが出来る。技術について思い悩むことなんかない。ダメ出し(嫌な言葉ですね、これ。考えようによっちゃ)もないから、やりたいようにやっている。
それが、どうしても伝わらない。
彼らから見ると『芝居が出来ない代償行為』にしか見えないらしいのだ。
彼らに見えてる私は『芝居馬鹿』だから。

人の期待を裏切るのは本意ではないのだけれど。
私は彼らが思うほど、真摯で真面目な人間ではない。4年間の劇団の歴史、それから芝居をすること自体。私にとってはそんなに重要な事柄ではない。
嫌だから逃げてるのだ。彼女らの望む私になるための努力をするのが嫌だから、逃げてるのだ。申し訳ないから、ではない。

分かって貰うには、まだまだ時間がかかりそうだ。



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